勘違いしていない？あなたの苦しみは悪ではなく成長の糧です

私はコーチングやメンタリングを通じて
いろんな人と出会ってきましたが
基本的というかほとんどの人たちは
何かしらの悩みを抱えている人でした
逆に言えば悩みのない人なんていないかもしれません

悩んでいるというのは言い換えれば
苦しんでいるということですが
今回一番言いたいことを、一番最初に言わせていただくと

苦しみは悪ではありません

私はコーチングを通じてこれを伝えています
あなたが今苦しんでいる最中であれば
苦しむことがとても悪いことだと感じていることでしょう
出来れば避けて通りたいでしょう
苦しみの内容も人それぞれで、大きいものから小さいものまでありますが
思い返してみてください

例えば
勉強が出来なくて苦しんだ
逆上がりが出来なくて苦しんだ
失恋して苦しんだり
人間関係で苦しんだ
他にもまだまだあると思います

でも裏を返せば
勉強が出来なくて苦しかったから、頑張って勉強して賢くなった
逆上がりが出来なくて苦しかったから、練習して出来るようになった
失恋して苦しんだから、もっと自分に魅力をつけることが出来たし
人間関係で苦しんだから、本当の仲間の大切さや人にやさしくすることが出来るようになった

このように
苦しみがあったからこそ
そこから逃げず立ち向かって乗り越えることで
あなたは今までとてつもなく成長をしてきました

そしてその成長はこれからも続きます
なぜなら、苦しみや困難はどんどん湧いてくるから・・・

想像すると「うわぁ・・・」とか「嫌だな」とか
思ってしまいそうですが
苦しみや困難は自分を成長させることが出来るということを
本当に理解している人からすれば

苦しみや困難はご馳走みたいなものです
直面している時は大変かもしれませんが

だから単純に苦しいことは全て悪だと結論付けて
逃げるのではなく、成長の糧だと思って取り組めば
あなたを大きく変えることが出来ます
コーチングによってこのように意識改革が出来た人は沢山います

勘違いしてはいけない点として
苦しみは全て受け止めないといけないか？ということ
そんなことはありません

例えば
会社が辛くて心が壊れそうになったりするのであれば
そこから逃げるというのも苦しみに立ち向かう方法の1つです
逃げるということすらできずに心が折れてしまう人もいます

時には戦略的撤退も必要だということを知っておいてください

そして、大事なことが
『非難されない人はいない』ということを知っておくことです
なぜこれが大切かというと、人の悩みのほとんどが
人間関係から来ていることが多いということ
どんなに優れた人でも、有名人でも、偉業を成し遂げたひとでも
必ずアンチは存在します。コーチングの世界でもそうです
このアンチから来る批判なども大きな枠組みで言えば
人間関係の一つなんですね

そんなアンチに意識を向けることはありません
だから苦しみから逃げることに対する批判もあるかもしれませんが
必ず賛同してくれる人もいます

どんな人でも非難されるし
何をやっても一定数の人からは非難されてしまうなら
もうそれが当たり前だとわかっていれば
あなたも苦しみの一つから解放されます、楽になれます

非難してくる人たちの事なんかに
合わせる必要はないんです
あなたは、あなたを大切にしてください

苦しみは必ず存在しますが
逆に言えばあなたは必ず成長できるということです

苦しみや困難はあなたを大きく成長させます
武闘家であり俳優でもあるブルースリーの言葉を引用させていただくと

簡単な人生を願うな
困難な人生を耐え抜く強さを
願い求めよ

という言葉があります
困難が成長の糧であるとわかっている人の言葉ですよね
誰でも楽をしたいし辛いのは嫌ですが

困難が無いことを難が無いと書いて無難といいます
困難が有ることを有難と書いて

有難い（ありがたい）と読むんですね

あなたは波風のない無難な人生が良いですか？
困難のある有難い人生が良いですか？
どちらが楽しくて充実した人生かは一目瞭然ですよね