メンター視点で考える！あなたが成功した時には恩返しではなく恩送りをしてほしい

恩返しとは言葉の通り
受けた恩を、そのまま相手へ返すこと
あなたのおかげで成功できました、これお礼の○○です
みたいなやつです
要はこれは1対1の関係ですよね

もちろん恩返しは大事です
今回は恩返しをするなという趣旨の内容ではありません
もちろん恩返しは当たり前のようにしてください
相手も喜ぶかもしれません

今回大切なのは
恩返しではなく恩送り
恩送りとはなかなか聞かない言葉だと思いますが
簡単に説明すると
受けた恩を、与えてくれた人に返すのではなく
あなたが別の人にまた与えてあげることです

例えば
先に成功しているAさんがBさんに対して何かをしてあげて
Bさんが成功できたとします
そうすると、恩返しするならばBさんがAさんに恩を返す
事になるのですがこれだと1対1の関係なんです

恩送りは
Bさんが成功した時にAさんに恩を返すのではなく
BさんはCさんへ新しく何かをしてあげることなんです
これが恩送りです

恩送りの連鎖ってすごいんですよ
その街をその地域をやがては世界を救うかもしれません
恩送りを続けていけば
CさんはDさんへDさんはEさんへと
延々と続くことになります

与えることが出来るようになった人は
恩返しを求めるのではなく
恩送りをしてあげることを求めてください
そうすることでみんなで幸せになれます
みんなで成功することが出来ます

自分自身が成功し、人に与えられるような立場になると
与えた人たちが成功していくことがとても楽しくなるし
それが人間にとって最大の幸せになります

幸せは『幸せ』とも書くのですが
本当の意味は『仕合せ』なんです
仕え合うという意味です

お互いがお互いのために仕え合うことを
仕合せというんです
そして、その結果相手が喜んでくれることを
自分も喜ぶ・・・
本来はこういう意味なんですよ

他にも仕合せは
巡り合いという意味もありますので
恩を送ることをどんどん続けてもらい
あなたから始まった恩がいろんな人に巡り合って
また自分のところに戻ってくる
そして戻ってきたらまた送るんです
イメージしただけでも笑顔があふれますね

まさに
情けは人の為ならずなんです
自分にしっかり戻ってくるんですよ

どんどん恩を送りましょう
そして、与えられる人間になりましょう

最近の風潮だと、与えられることが苦痛という
価値観を持つ人もいるそうです
何でも自分自身の力でやっていきたいと・・・

でも、それって根本的に無理なことなんですよ
私たちは自然の恵みを与えられてますし
今日食べたご飯でさえ命を与えられてます
一人でなんでもできる、もしくは
一人の力で生きていきたいと思うのは
実は傲慢な考え方なんです

自分一人じゃ生きていけないんだと
本当に理解した時
感謝が生まれます
その感謝さえあれば、恩を送ることも
簡単です
恩を送るのはお金がいることだけではありません
お金を掛けなくたって恩を送ることは出来るんです

あなたの恩送りが
きっとみんなを救います