ISD個性心理学とは？自分を知り・相手を知る最高のツール

あなたがされて嬉しい事
あなたが言われて嬉しい事
嬉しい事なので他人にもしてあげた、言ってあげた結果
喜ばれなかった・・・

こんな経験ありませんでしょうか？？
良かれと思ってやったことが
裏目に出てしまう
喜ばれると思ってやったことが
相手を傷つけてしまう
逆のパターンもあるでしょう

これらの原因は私たち人間の
「個性」の違いによるものです。

同じ人間であっても「個性」が違えば
考え方・価値観・感じ方が
まるで変ってきます

その個性の違いを知るためにISD個性心理学があります。
私たちは同じ人間でも
「個性」は違うという認識、「個性」によって分ける
という認識が必要なのです。

例えば同じ植物でも
木の中には松があり・桜があり・杉があり
種類は様々です。
育て方も違えば時期も違うでしょう
私たち人間も、同じようで違う「個性」なんです。

その「個性」によって「分ける」という
分類学としての考え方が必要になります。

ISD個性心理学は
人間のあらゆる活動の指針となってきた
東洋哲学の大きな流れに基づく「生年月日」から
人の「個性」を判別します。

人間が持っている性格のメカニズムに着目し
それを様々な角度から分類分析します。

生年月日と聞くと単なる占いと勘違いしがちですが
これは実際に1,036,800という膨大なデータの
統計分析に沿った「学問」であります。

この統計学と分類学は人間の思考や
行動パターンを知る有効なツールであり
自分と他者の違いを理解するためのロジックです。

人間の性格は
「気質」「気性」「習慣的性格」
この3つから成り立っています。

気質とは
人間がもともと持って生まれた性分のことで
性格の基礎となる部分です。
思考や行動に直結します。
例えていうならば気質とは
「種」のようなものです。

アサガオはどれだけ頑張っても
ヒマワリにはなれませんが
立派なアサガオになるかどうかは育て方次第です。

気性とは
気質と心情が重なって出る部分です。
よく言われる「気性が荒い」という言葉があるように
もともと持っている「種」と状況による「心情」が
重なることで現れる部分です。

習慣的性格とは
後天的な性格であり、環境や経験
他者からの影響で形成された性格の事です。
努力や反復、いわゆる習慣で出来上がります。

人間の性格は3つの性質で構成されますが
ISD個性心理学では特に「気質」に
焦点をあて「気質」を個性と呼びます。

気質である「種」は生涯変わることはありませんが
習慣的性格は変わっていきます。
その、変わらない「個性」を深く知ることで
その人が持つ本来の強みを知り
活かしていくという考え方なのです。

1,036,800通りの個性を分類すると
一番大きな分類としては3つに分かれます。
これを基本の3分類と言います。

この3つの分類をそれぞれ
MOONグループ
EARTHグループ
SUNグループと言います

ISD個性心理学では出発点の分類であり
それぞれに大きな違いがあります。

その違いは
人生観・大切にするものの優先順位であったり
必要なものや人間関係の違いであったり
行動パターンやコミュニケーションの取り方など
大きく違いが分かれます。

自分と相手のタイプを知ることで
コミュニケーション上のストレスも軽減でき
自分って何だろう？という疑問にも
答えることが出来るんです。

基本の3分類の中にはさらに4つの分類に分かれます。
それを12分類と呼びます。

MOONグループの中には
黒ひょう
ひつじ
こじか
たぬき

EARTHグループの中には
狼
猿
虎
子守熊

SUNグループの中には
ペガサス
チータ
ライオン
ゾウ

このように12の分類に分けることが出来ます。
この12分類にはそれぞれ動物の名前が
付けられておりこの12分類の事を
12キャラクターと呼びます。

同じMOONグループであっても
黒ひょうと、たぬきでは特徴が違います

同じEARTHグループであっても
猿と虎では考え方行動パターンが違うんです

同じSUNグループであっても
ペガサスとライオンでは
物事の捉え方や思考が変わってきます

このように3分類12分類と分けていくことで
より個性の違いがわかるようになるでしょう。

ISD個性心理学ではレールという分類もあります。
分かりやすくイメージできるのは「生き様」「道」の違いです。

例えば
同じキャラクターの分類であっても
レールが違えば生き様が違います。
その生き様も「個性」として捉えることが出来ます。

そしてレールは生き様としても「能力」としても
捉えることが出来るんです。

自分のキャラクターの個性を活かし
自分のレールの生き様で生きるならば
あなたの人生は間違いなく充実した人生になります。

今の科学では解明できない宇宙の法則。
その宇宙の法則の中に活かされている自然界の法則。
リズムとは自然界の法則を宇宙の法則にあてはめ
人間にも一定のリズムがあると仮定し研究したものです。

自然界でも一定の流れがあります
日本では
春夏秋冬と流れが変わることはありません。

人間も同じで一定のリズムがあります
それを農業に例えると
発芽期
成長期
開花期
収穫期
開墾期
と5つのサイクルが一定の流れで
進んでいきます。

物事がうまくいかない原因の一つとして
リズムと合った行動をしていないということがあげられます。

開墾の時期なのに
収穫しようとしていたらどうでしょう？
収穫できるでしょうか？

逆に収穫期なのに
開墾をしていたらもったいないですよね
このようにリズムに合わせて行動や
考え方を変えることでより良く成果が得られるようになります。

このリズムをタイムマネジメントとして
活用し、キャラクター・レールの個性と合わせて
活動すれば充実した人生を送ることが出来ます。

企業でよく活用されるのは
社員育成のためのISD個性心理学。

同じ言葉でも喜ぶ人とそうでない人がいると
説明しました。
それと同じで、同じ言葉でも伝わる人と
伝わらない人がいるんです。

社員のタイプが分かっていれば
その社員に合った言葉や行動で伝えることが可能です。
そしてそれは受け取る側の社員にとっても
より吸収しやすい指導に変わります。

そして、社員のタイプが変われば
向いてる仕事、向いてる方法が分かるので
よりその社員の強みを活かすことが出来るでしょう。

ISD個性心理学でタイプに分類できるということは
相手のタイプが何を求めているかもわかってくるということです。

この時点で営業にとっては
大きなプラスですよね。
同じ商品であってもタイプごとに見方、感じ方が違います
プレゼンの方法だって変わってくるんです。

保険営業やセールスなどでは
営業のしやすさ、提案のしやすさが大きく変わります。

そして、自分のタイプを知っておくことで
自分が普段どんな営業をしているかもわかります
その方法が自分に合っているか、見直すこともできるでしょう。

1つ目の社員育成と似た内容になるのですが
組織を作るにあたっても役に立つのがISD個性心理学。

イメージしてみてください
あなたが今プロ野球チームを1から作ろうとしています。
プロ野球チームを作るということは
選手を集めないといけません。
さて、あなたはどんな人を集めますか？？

野球をするには9人集めないといけませんが
9人ともエースピッチャーを集めますか？
9人ともホームランバッターを集めますか？

会社で例えるならば
事務員ばかり雇って営業は雇いませんか？
全員が営業マンで、事務員さんいりませんか？

そんなことはありませんよね

それぞれの役割に必要な方を集めるでしょう
その役割を分類別に分けることで
チームビルディングの質が上がります。

タイプによって得手不得手も変わってきます
会社では能力を見越して雇ったのに不得手だった
ということはよくあることです。
これは双方が不幸になりますよね。

なので、役割ごとにそれに合ったタイプを
充てることで本人はもちろん組織としても
活性化するでしょう。

タイプ別の特徴が分かるということは
もちろん恋愛や婚活にも活かすことが可能です。

相手がどのように愛情を感じるのか
どんなプレゼントが良いのか
どんな話しかけ方で、どう接すればいいのか
タイプが分かれば傾向が分かります。

相手が喜ぶことをしてあげたいと思うのならば
ISD個性心理学は最高のツールになるでしょう。

あなたの恋愛観と
相手の恋愛観は同じではありません。

マメに電話やLINEをすることが
愛情だと勘違いしていませんか？

サプライズをすることが愛情だと
思っていませんか？

高価なプレゼントや生活が
愛情だと思っていませんか？

それがたまたま相手と一致していれば
良いのかもしれません。
しかし、あなたが恋した相手のタイプが
同じとは限りませんよ。

あなたが恋した相手、そしてその人を
一生愛していきたいと思うのならば
ISD個性心理学を活用してみてください。

ISD個性心理学を子育てに活かすことも可能です。
遺伝的な要素で性格が似ることもありますが
統計と分類による分析で
親子の性格が違うことは数多くあります。

あなたが躾と称して行ったことは
もしかしたら「押し付け」かもしれません。

子どもが言うことを聞かないのではなく
あなたの伝え方では伝わらないだけかもしれません。

あなたが子どものために敷いたレールは
子どもには向いてない道かもしれません。

子どものタイプさえ分かっていれば
こんな間違いを犯すことも無いんです。

例えば
同じ鳥でもあなたは「ハト」で子どもは「ニワトリ」
かもしれません。

あなたは子どもを一生懸命飛ばそうとしますが
子どもは飛ぶことが出来ません
だって、ニワトリですから。

そこで、親として自分の子に能力が無いとか
ダメな子だとか勘違いしてしまう事例が多いんです。

ニワトリにはハトにはできない
才能が有りますよ。
多くの卵を産んだり、大きな声で鳴いたり

親＝子ではないということを知るためにも
自分とお子さんをタイプ分けしておくのがいいでしょう。

そうすれば押し付けをすることも無くなり
教育として子育てが出来ると思います。

もしかしたらこれがISD個性心理学にとっても
あなたにとっても一番大事なことかもしれません。
「自分を知る」ということ。

大昔の哲学者も「自分を知る」ということに力を注ぎました。
あなたは今自分の事をどれだけよく知っていますか？
○考え方
○好き嫌い
○得手不得手
○行動パターン
○モチベーションの上がり下がり

こういった項目をだせば
答えられることも多いでしょう。
しかし、まだまだ知らないあなたが
あなたの中に居ます。

自分の事を知って自分を活かすことを
ISD個性心理学では目指しています。

もっと好きなことがあるかもしれない
もっと得意なことがあるかもしれない
もっと生きやすい方法があるかもしれない
もっと成長できるかもしれない

自分の事をもっとよく知って
あなたの人生に活かしてください。